和大産学連携通信 No2(2016,8月号)
公開日 2016年08月01日
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目次
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1.NEWS
2.技術紹介(1)「超音波で材料内部の健全性を評価する」村田頼信准教授
6.編集後記
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A)???MOBIO産学連携オフィス連続企画 テーマ別大学?高専合同研究シーズ発表会で「情報通信?IoT?ICT」(平成28年9月13日)に「遠隔地のロボットと視覚を共有するAR型HMDシステム」を床井准教授が発表します。
遠隔地のロボットの視覚を操作者が装着したHMDに より共有し、ロボットの操作を行うための表示システムを紹介する。通信に数秒の時間遅れを想定し、全方位カメラで取得したロボットの周囲の情景から操作者 の視野を切り出すことによって、視野の移動に伴う表示の時間遅れを解消したところに特徴がある。そこにロボットの動作の予測画像を重畳して、この手法によ るロボットの操作の有効性の評価を行えるようにしている。
開催内容は下記ホームページをご覧ください。「情報通信?IoT?ICT」をテーマとした16件の発表があります。是非ご参加ください。
http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/detail/000607.html
http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/docs/0913seeds.pdf
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B)???イノベーションジャパン(東京ビッグサイト 8月25日、26日)で2件出展予定
イノベーションジャパン(東京ビッグサイトで8月25、26日開催)で和歌山大学の2研究者が出展いたします。
「多色発光LEDによる可視光通信を用いた災害時に利用可能な通信システム」(塚田晃司准教授) 出展分野:防災 小間番号:D-09
「指先で測る健康評価装置」(鈴木新講師) 出展分野:医療 小間番号:W-39
是非参加ブースにお越しいただきますようお願いいたします。
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C)???「第6回おおた研究?開発フェア」に和歌山大学は出展します。
????? 10月6日(木)、7日 (金)東京都大田区の大田区産業プラザで開催される「第6回おおた研究?開発フェア」に和歌山大学から今回初めて出展します。A-ブース(大)では尾崎先 生とシンクランド株式会社が「半導体ナノ材料である量子ドットを使った、医療イメージング用近赤外広帯域光源」について、パネル展示、開発機器展示、技術 資料配布と説明などを行います。B-ブース(小)では産学連携?研究支援センターのブースで、奥野先生の「高電気伝導性をもつポリジアセチレンの開発」、 八木先生の「軽量な農業用パワーアシストスーツの開発」、天野先生の「ゲーム用ヘッドセットを用いた頭部生体信号に基づく個人適応型表情認識」の3名の先生方のパネル展示、技術資料配布と説明などを行います。
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D)???7月13日に「土砂災害時自律探索小型ロボットの開発」について、シーズ発表を行いました。
徳田先生がMOBIOの大学?高専合同シーズ発表会(ロボット?機械制御)で表記テーマの発表を行いました。口頭発表の後、ポスター展示において参加者と活発な質疑応答がなされました。約50名の参加があり、今後の情報交換など期待されています。
http://www.m-osaka.com/jp/mobio-cafe/docs/0713%20.pdf
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システム工学部 電子計測 村田頼信准教授
近年、橋梁や鉄塔など大型構造物の老朽化?耐久性が社会問題となってきました。そういった構造物の内部応力が計測できる超音波非破壊検査が重要な役割を担っています。
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産学連携?研究支援センターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4. コーディネーター紹介(2)産学官連携コーディネーター 米田則篤(よねた のりあつ)
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昨年11月より「和歌山大学 産学連携?研究支援センター」にて産学官連携コーディネーターとしてお仕事させていただいております米田則篤と申します。東京生まれの東京育ちでしたが1年半ほど前に和歌山に移住してきて、現在では高野山麓の自然に囲まれた山中にて鹿や猪と一緒に住んでおります。東京農業大学卒業後、「広告代理店にてマーケティング担当」「e-Bizベンチャーにてビジネスプロデュース」「事業会社(人材派遣、金融、サービス等)にて新規事業担当」「CCC(TSUTAYA本社)でオンラインマーケティング事業やT-pointのリコメンド(行動履歴マーケティング)やアライアンス事業開発?コンサル等」をしておりました。様々な業界のビジネス構築のお手伝いをさせて頂きましたが、和歌山に移住してきて、音楽配信やイベント企画、インターネットTVの 企画、移住支援や自給自足型の新しい都市システム開発などのお手伝いもしております。「産学連携?研究支援センター」では鈴木客員教授にご指導頂きつつ、 前田特任教授とともに先生方の「産学官連携」のご相談、公募対応アドバイスなどお手伝いをさせて頂きます。担当は、システム工学部(旧「精密物質学科」と 「環境システム学科」)、経済学部、観光学部などです。今後「先生方のご研究の資金確保」と「大学のポテンシャルをマネタイズする仕組み作り」についても 取り組んでいきたいと思っております。皆様の貴重なご意見、ご要望などお気軽にご連絡をお願い致します。
和歌山大学 研究協力室 産学官連携CD???米田 則篤?Noriatsu Yoneta
Tel 073-457-7564? email?mailto:nyoneta@center.wakayama-u.ac.jp
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技術相談をお寄せください。
和歌山大学産学連携?研究支援センターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応します。
下記アドレスに申込用紙があります。
/chiiki/system/system_p.html にアクセスし、「経営?技術相談申込書」をダウンロードしてご記入の上、
liaison@center.wakayama-u.ac.jpにメールでお送りください。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している32大 学と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究?開発的要素のあるものは大学に向 いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
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夏真っ盛りの爽やかな夏空となりました。産学官連携コーディネーターの業務を始めた1月頃は気温も寒く、また日照時間も短く帰宅すれば真っ暗でした。今は帰宅後1時 間程度家庭菜園の世話ができます。さて和大に勤務して半年が過ぎました。先生方への面談から始め、提案公募型事業への支援や先生方と企業との技術相談支 援、展示会出展や研究発表会のお手伝いを行って、少しずつ和大のことが分かってきたように思います。産研センターの皆様のご協力もあり、この学外メールマ ガジン「和大産学連携通信」No.2も配信できることとなりました。今後も先生方のシーズ発信や企業のニーズ把握に努め、産学連携の一助になるよう頑張りたいと思います。(前田)
企業様の技術相談などはリエゾン(和歌山大学)liaison@center.wakayama-u.ac.jp
までメールを下さい。(前田)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携?研究支援センター
mailto:liaison@center.wakayama-u.ac.jpTEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携?研究支援センター
コーディネーターグループ 鈴木、前田、米田
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