和大産学連携通信 No44(2020年11月号)
公開日 2020年11月25日
目次
1.NEWS
2.和大産連センター活動カレンダー
3.技術相談受付けています
4.編集後記
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1.NEWS
a)?令和2年度 和歌山大学産官学バーチャル交流会」 開催告知
(当案内は他機関からも配信されています。重複するときはご容赦下さい。)
新型コロナウイルス感染症の影響で世の中が大きくかわろうとしています。
そこで和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは「ニューノーマル時代における和歌山大学の産官学連携活動を再考する」をテーマとして、和歌山大学に対する産官学連携活動に求められている課題に焦点をあてたバーチャル交流会を開催します。
?/cijr/news/2020111100039/
【開催日時】令和2年12月8日(火)?15:00~17:00
【開催方式】Zoomウェビナーによるオンライン開催
【参加人数】80名(先着順)
【申込方法】WEB申込み(参加費は無料)申込フォーム:
?https://www.wakayama-u.ac.jp/cijr/kouryuukai/94/
にご記入、確認後送信してください。
プログラム等詳細は開催案内チラシ(PDF):
?/cijr/news/2020111100039/files/kouryukai20201208_flier.pdf
をご覧ください。
b)「2020年度鳥取大学?和歌山大学合同ビジネス連携交流会(オンライン)」 開催告知
例年リアルで行われていた表記シーズ発表会は、コロナウイルス感染症防止のためzoomセミナーによるWeb発表会となります。
鳥取大学と和歌山大学は「機能性素材が生み出す新たな価値」と題する合同ビジネス連携交流会をオンラインで開催します。機能性素材で新しい事業の立ち上げを検討されている企業の方や、現流製品に新たな価値の付加を検討している企業の方にはお役に立つ最新技術を知る機会になると思いますので、多数のみなさまのご参加をお待ちしています。
【開催日時】2020年12月21日(月) 15:30~17:30
【開催方式】Zoomウェビナーによるオンライン開催(無料)
【参加人数】100名
【プログラム】
15:30~16:00 アルカリ水分解装置システムのコストを実用レベルまで低減するアノード素材
鳥取大学工学部化学バイオ系学科 准教授 辻 悦司
16:00~16:30 シリカナノ粒子への簡便な近赤外蛍光色素の固定化とタンニン酸被覆
和歌山大学システム工学部化学メジャー 准教授 中原 佳夫
16:30~17:00 導電性新素材の開発及び結晶構造予測
和歌山大学システム工学部材料工学メジャー 准教授 山門 英雄
17:00~17:30 化学とバイオの異分野融合が生み出す新規光充電デバイス
鳥取大学工学部化学バイオ系学科 准教授 薄井 洋行
発表概要や参加申込みフォームの案内は
https://s.orip.tottori-u.ac.jp/exmeeting/
からご覧ください。
c)チーム「RT-Movers」が、サイバスロン2020大会Powered Wheelchair Race部門で世界第4位になりました?
中嶋秀朗教授(機械電子制御メジャー)率いるチーム「RT-Movers」が、サイバスロン2020大会Powered Wheelchair Race(電動車いす)部門で世界第4位になりました。
本年の、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、開催の時期や方法などが度々変更となりました。最終的に、出場チームがそれぞれの場所でコースを設置してレースを行い、そのデータを、主催のスイス連邦工科大学チューリッヒ校で集約?公開するという形式となりました。2016年の第1回に続いての出場となる「RT-Movers」は、今大会のコースのミッションに必要なロボットアームの追加など様々な改良を加え今大会に挑みました。また、今回は、パイロットに、地元和歌山の守田昌功さんをお迎えしました。レース結果は、ポイントが満点の100点、走行タイムが6分22秒で、タイム差により世界第4位となりました。
詳細はコチラをご覧ください
d)ここから関西の技術?人につながる「イノベーションストリームKANSAI2020」web開催出展? 告知?
和歌山大学は、うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会主催の「イノベーションストリームKANSAI2020」のweb開催に出展しています。
「イノベーションストリームKANSAI」は、うめきた2期開発のコンセプトを踏まえて、 関西の大学、研究機関等による最先端の技術やサービスを発信する展示会と、コンセプト に沿ったシンポジウムなどを組み合わせて開催します。
?【web開催期間】2020年11月16日(月)~2021年1月31日(日)
主催者:うめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会
協力 :(経済産業省)産学融合拠点創出事業「関西イノベーションイニシアティブ」
関西?共創の森
地域資源を活かし、少子高齢化社会でも持続可能な産業を生み出す「きのくにスマートイノベーション」共創拠点構想は、3つの地域課題「地域の強みを活かした持続的な産業育成」、「AI/ロボット/IoTなどを活用したSociety5.0」、「Withコロナ後の持続可能な産業育成」を実現するための課題解決に向けた産官学連携の取り組みです。
今回は以下の3つの研究について発表しております。
?テーマ④健康?ヘルスケア
「山椒辛味成分であるサンショオール類の安定化技術研究と関連製品開発」
教育学部 山本 奈美 教授 食農総合研究教育センター 三谷 隆彦 客員教授 八幡 康子
テーマ④健康?ヘルスケア
「梅プロテオグリカン」の機能研究及び製品開発
教育学部 山口 真範 教授
テーマ①メディアコンテンツ
?「Withコロナ後の持続可能な観光施策」
観光学部 木川 剛志 教授
詳細はコチラをご覧ください。
?e)「第29回わかやまテクノ?ビジネスフェア」、同時開催:「第28回WAKASAインテクメッセ」 開催報告
公益財団法人 わかやま産業振興財団主催の「第29回わかやまテクノ?ビジネスフェア」、および一般社団法人 和歌山情報サービス産業協会主催の「第28回WAKASAインテクメッセ」が同時開催されました。
【日 時】11/25(水) 13:00~18:40(テクノ?ビジネスフェア)
? 10:00~16:00 (インテクメッセ)
【会 場】アバローム紀の国(和歌山市湊通丁北2-1-2)
【発表テーマと発表者】(テクノ?ビジネスフェア、和歌山大学関係)
LoRaWANを使った地産地消IoTによるSDGs 教授 秋山演亮
俯瞰視カメラを用いた物体検出?追跡?再識別 教授 呉海元
鉄道乗客向け避難支援情報システムに関する研究 教授 塚田晃司(パネル展示のみ)
近赤外透過画像を用いた食品内部の異物検出に関する研究 准教授 似内映之
【展示】(インテクメッセ、和歌山大学関係)
6月に報道された秋山演亮教授のLoRaWANを用いた水位計などに関する展示を行いました。
コロナ感染症第3波が拡大し始めた中、zoomセミナーでも配信されました。
2.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください
3.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
4.編集後記
すっかり秋も深まり朝夕は肌寒いほどになってきました。今年はコロナ禍の影響で、全てのスケジュールが変更になり、また学会や講演、展示会などもオンライン開催になって今までとは様変わりした感じでしたが、ここに来てリアルとバーチャルの併用などより一層コミュニケーションの方法が進化してきた印象があります。様々なwebinarも開催されていますが、移動を伴わないオンライン参加は、より簡便に参加でき、対面とはまた違う良いところもありました。和歌山大学でもJST主催の「イノベーションジャパン大学見本市」やうめきた2期みどりとイノベーションの融合拠点形成推進協議会主催の「イノベーションストリームKANSAI2020」web開催などに出展し、12月は「令和2年度和歌山大学産官学バーチャル交流会」や「2020年度鳥取大学?和歌山大学合同ビジネス連携交流会(オンライン)」なども実施予定です。(米田)
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連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 前田、米田
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