和大産学連携通信 No52(2021年7月号)
公開日 2021年07月26日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
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1.NEWS
a)イノベーション?ジャパン2021~大学見本市Online開催予告
?JSTは国内最大規模の産学連携マッチング「イノベーション?ジャパン2021~大学見本市Online」を今年度もオンラインにて開催致します。
和歌山大学からは「大学院システム工学研究科 坂本 隆 准教授」が「DNA2重鎖と4重鎖を蛍光色て?見分ける2色蛍光スイッチオンフ?ローフ?色素」の発表を行う予定です。
<概要>
名称 イノベーション?ジャパン2021~大学見本市Online
一般公開期間 2021年8月23日(月)~9月17日(金)
主催 国立研究開発法人科学技術振興機構
共催 文部科学省
閲覧対象者 企業の技術開発担当者、営業担当者、経営者、学校関係者等、その他オープンイノベーションおよび産学連携に興味のある方等
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b)【観光学部】学生の活動紹介!~「GI和歌山梅酒」プロジェクト自主演習?
観光学部では、2020年9月に国税庁が主管する地理的表示(Geographical Indication: GI)制度に「和歌山梅酒」が指定されたことをきっかけとして、大阪国税局およびGI和歌山梅酒管理委員会と連携した、プロジェクト自主演習「地理的表示(GI)制度に基づく「和歌山梅酒」ブランド構築プロセスを体験することにより観光目的地の競争優位性を学ぶ」(担当教員:八島雄士観光学部教授)を実施しています。
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c)【観光学部】学生の活動紹介!~Global Intensive Project (GIP)『International Tourism Highlights 2020年 日本語版』の翻訳
和歌山大学は国連世界観光機関(UNWTO)のアフィリエイトメンバーとなっており、毎年UNWTOが発行している、過去1年間の観光統計データを基に国際観光の概要を紹介する『Tourism Highlights』の日本語版作成に協力しています。今回は、観光学部とUNWTO駐日事務所との連携プログラムとして実施されたGlobal Intensive Project (GIP)のプログラム「Working bilingually with UNWTO Tourism Highlights」(担当:加藤久美教員、佐々木壮太郎教員ほか)の一環で、学部生7名が『International Tourism Highlights 2020年 日本語版』の翻訳作業に取り組みました。2020年版ではまだ新型コロナウイルスによる影響は明らかではありませんが、次号『Tourism Highlights 2021』ではこれまでとは異なるトレンドや予測が示されるものと思われます。世界の観光情勢を探るツールとして、本誌が広く役立つことを期待しています。
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d)【データ?インテリジェンス教育研究部門】文部科学省?数理?データサイエンス?AI教育プログラム(リテラシーレベル)?に認定されました?
令和3年6月30日付けで和歌山大学が文部科学省より、?数理?データサイエンス?AI教育プログラム(リテラシーレベル)?に認定されました。
本教育プログラムは、本学の正規の課程において、学生の数理?データサイエンス?AIへの関心を高め、かつ、数理?データサイエンス?AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目標として、数理?データサイエンス?AIに関する知識および技術について体系的な教育を行う機関として文部科学大臣から認定?選定?奨励されたものです。今回の第1回目での認定は全国11大学(高専含む)で、近畿では和歌山大学が唯一認定されました。今後も学生の数理データサイエンス?AIに関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大に務め、日本初の認定機関の一つとして役割を果たして行きます。
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2.研究紹介(和歌山大学 システム工学部システム工学科機械電子制御メジャー?小川原 光一 准教授??「ロボットのための物体認識技術」)??
物体認識とは、カラーカメラや距離センサから得られたデータから、対象物の種類?位置?姿勢?形状などを認識する技術であり、動的に変化する環境や未知の環境で動作するロボットにとって不可欠な技術です。これまでに、単一もしくは複数のセンサを用いて、剛体と非剛体を対象とした様々な物体認識技術を開発してきました。深層学習の技術を用いて、ロボットに搭載された複数のRGB-Dカメラを利用して剛体の種類?位置?姿勢を推定する技術、単一のカラーカメラを利用して複数の非剛体(布などの柔軟物)が折り重なった画像から各非剛体を分離して形状を推定する技術、顔を撮影した画像から顔の3次元形状を推定する技術などを開発しています。
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3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
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4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
5.編集後記
私は花粉症で杉ヒノキの時期に限らずマスクをしていることがありました。以前新型インフルエンザが流行した時期に、マスクをして電車に乗ると周りの人が座席を移動し、私の周りは空席が多くなったことがありましたが、今は逆です。季節は暑い夏を迎えマスクを外して、仲間とビールを飲みに行きたくなりますが、ワクチン接種が進み、感染が収まってくるまで、みんなで協力してお互いの命を守りましょう。(小畑)
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ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
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編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、米田 URA 山本
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