和大産学連携通信 No.75(2023年8月号)
公開日 2023年08月30日
目次
1.NEWS
2.研究紹介
3.和大産連センター活動カレンダー
4.技術相談受付けています
5.編集後記
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
1.NEWS
a)?新任URA自己紹介 産学連携イノベーションセンターURA室 URA 金川 誠
7月14日付で、和歌山大学 産学連携イノベーションセンターにURAとして着任しました金川(かながわ)と申します。主に地域と本学研究者の間の産官学連携のご支援を担当させて頂きます。
私はこれまで、大手電機メーカーの研究開発部門に29年間在籍し、情報機器製品の研究開発並びにその組織の統率を担当しておりました。その後、大学、自治体にて11年間、産学官連携、地域連携の業務に携わっており、研究成果の社会実装、事業化の支援業務については少なからず経験を有しています。福岡県産業?科学技術振興財団では文科省地域イノベーション戦略支援プログラム事業の地域連携コーディネータを、広島大学では感性COI拠点のURAを、香川大学では地域?産官学連携戦略室等の特命教授統括ディレクターを担当していました。
近年、産官学連携?地域連携は、工学系に限らず人文科学系においても盛んになってきています。前職におきましても、工、農、医学部はもとより経済学部、教育学部、観光に関連深い地域連携部門等幅広く対応していました。地域振興における相談事、商品化?事業化における共同研究等お手伝いをさせて頂ければと思っております。気軽にお声がけ頂ければ幸いです。
<連絡先> 電話:073-457-7564 e-mail:mkana502@wakayama-u.ac.jp
b) MOBIO産学連携オフィス テーマ別合同シーズ発表会ーデジタル技術編ーが10月3日(火)に開催されます。
MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)主催の【MOBIO-Forum】MOBIO産学連携オフィス テーマ別合同シーズ発表会―デジタル技術編―が10月3日(火)にクリエイションコア東大阪で開催されます。
本学からは、システム工学部の宇野准教授が発表します。
詳細はコチラをご覧ください。
c) 本学データ?インテリジェンス教育研究部門の実施している「データサイエンスへの誘い(応用基礎レベル)コース」が文部科学省「数理?データサイエンス?AI教育プログラム(応用基礎レベル)プラス」に認定されました。
本学で令和4年度より全学部生を対象として実施している、数理?データサイエンス?AI教育プログラム「データサイエンスへの誘い(応用基礎レベル)コース」について、令和5年8月25日に文部科学省より「数理?データサイエンス?AI教育プログラム(応用基礎レベル)プラス」に認定?選定されました。
本認定制度は、学生の数理?データサイエンス?AIへの関心を高め、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理?データサイエンス?AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を文部科学大臣が認定及び選定して奨励するものです。
詳細はコチラをご覧ください。
d) 青少年のための科学の祭典ー2023おもしろ科学まつりー和歌山大会の協賛企業を募集しています。
11月4日(土)、5日(日)に、青少年のための科学の祭典ー2023おもしろ科学まつりー和歌山大会が4年ぶりに本学で開催されます。
2000年からはじまった歴史があり、地域に定着している「おもしろ科学まつり」を継続することは、科学に親しみ、創造性に富んだ次世代人材を育成し、和歌山の活性化に繋げるために大切なことで、賛同していただける企業を募集しています。
詳細はコチラをご覧ください。
2. 研究紹介
経済学部 田村正興 准教授 「医療?健康行動のデータ分析と健康行動変容のための介入」
運動?食生活?病気?受診などの健康行動や健康状態の根本にある原因は経済状態の違いではないかという問題意識を持ち、経済データと健康データを同時に分析することで、まだ認知されていないものの特定の人々に固有となってしまっている健康問題がないのか探索し、あるとすればどのような介入でそれを解決できるかを考えます。
詳細はコチラをご覧ください。
?
3.和大産連センター活動カレンダー
産学連携イノベーションセンターの最近の活動と活動予定を掲載しています。
詳細はコチラをご覧ください。
?
4.技術相談受付けています。
技術相談をお寄せください。和歌山大学 産学連携イノベーションセンターでは積極的に企業の皆様からの技術相談に対応いたします。「お問い合わせ」申込フォームよりご連絡下さい。
和歌山大学で対応が難しい場合はMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)の産学連携機関に登録している35の大学?高専と連携して、対応可能な研究者をご紹介します。近隣の府県の研究機関(公設試)でも技術相談を受け付けています。研究的開発的要素のあるものは大学に向いていますが、単なる測定などは、むしろ公設試が適しています。その様な事案については公設試を紹介して問題解決に当たります。
?
5. 編集後記
今年も猛暑の夏でした。台風も豪雨もありました。5月に新型コロナウイルス感染症の扱いが5類感染症へと変更になり3カ月余り経ちましたが、大方の予想通り感染者が増えて第9波とも呼べるレベルになってきています。私もついに同ウイルスに感染してしまい、本メールマガジンの発行が大幅に遅れることとなってしまいました。幸い重篤な症状には至りませんでしたが、皆さんも十分ご注意ください。(野原)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□━□━□━━
ご意見、感想、質問、情報等をお寄せ下さい。
連絡先 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター URA室
liaison@ml.wakayama-u.ac.jp? TEL 073-457-7564
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
編集 国立大学法人 和歌山大学 産学連携イノベーションセンター
コーディネーターグループ 小畑、野原 URA 米田、金川
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■