【1/19更新】1/24(日)13時30分~開催!シンポジウム in 醍醐寺「観光からみた宇宙5」
公開日 2021年01月19日
【1/19更新】
緊急事態宣言の発令に伴い、今回のシンポジウムは醍醐寺よりライブ配信にて開催することとなりました。現地でのシンポジウム参加を楽しみにしてくださった皆さまには大変申し訳ございませんが、何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたしします。
なお、ライブ配信のURLは下記詳細をご参照ください。
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国際観光学研究センターでは、宇宙?天文観光の研究グループを中心に、宇宙開発や宇宙旅行に関する政策、世界で展開しているアストロ?ツーリズム、さらに、それを支える宇宙教育と天文教育についてのシンポジウムを毎年度開催しています。
これまでのシンポジウムでは、民間宇宙旅行が盛んになれば、どのような夢や新産業、視野が新たに広がるかということを議論してきました。多くの人が宇宙旅行をする時代になると、宇宙での「死」も考えないといけなくなります。今回のシンポジウムではそういった問題を含め、「宇宙と宗教」という観点から宇宙観光の議論を深めるシンポジウムを京都?醍醐寺にて開催いたします。
参加には事前の申し込みが必要です。詳細は下記お申し込み欄をご覧ください。(参加費は無料)
なお、新型コロナウイルス感染症拡大対策のため、人数を制限して行います。また今後の感染症拡大の状況次第で、開催の方法等を変更することがありますので、ご了承くださいますようお願いいたします。
また、本シンポジウムのライブ配信も現在計画しております。随時情報を掲載していきますので、情報のご確認をお願いいたします。
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テーマ
観光?宇宙天文教育研究グループシンポジウム in 醍醐寺 「観光からみた宇宙5」
日時
2021年1月24日(日)13時30分~16時20分
会場
醍醐寺 霊宝館よりライブ配信
(和歌山大学観光学部公式YouTubeチャンネルにて配信)
【醍醐寺とは】
醍醐寺が弘法大師の孫弟子、聖宝?理源大師によって創建されたのは874(貞観16)年です。真言宗醍醐派の総本山として、日本の文化史上で大きな役割を果たしてきました。1200年の歴史の中で、200万坪以上の広大な寺域は世界遺産に指定登録され、仏教をはじめ貴重な文化財が集積されてきました。その数は国宝75,537点、重要文化財430点 (計75,967点)を含む、寺宝15万点におよび、僧侶、公家、武家をはじめ多くの民衆の祈りの中でこれらの文化財は守られ、伝えられてきました。 創建当時から、皇室から篤い信仰と保護があり907(延喜7)年、醍醐天皇の勅願による薬師堂(国宝)が建立され、五大堂の落成によって上醍醐の伽藍(がらん)が完成。次いで926(延長4)年、下醍醐に釈迦堂が建立され、951(天暦5)年には京都府内最古の木造建築物である五重塔(国宝)が落成、下伽藍が完成。やや遅れて1115(永久3)年、醍醐寺第14世座主?勝覚僧正が三宝院を建立、ここに醍醐寺の基礎が確立されました。
一方、室町時代には黒衣の宰相と言われた満済准后(第73代座主)が幕府の政治顧問になるなど、信仰、文化の分野だけでなく、政治の世界でも醍醐寺の活動は知られています。また、桃山時代には、当時の座主義演准后(第80代座主)と親交のあった豊臣秀吉が花見に際して700本の桜を植え、三宝院の庭園を自ら造って盛大な宴を開いた「醍醐の花見」は長く世に伝えられています。これにちなみ毎年4月第2日曜日には「豊太閤花見行列」が開かれています。今でも枝垂れ桜、染井吉野、山桜など1000本の桜がみごとに咲き誇る春には大勢の参拝客が醍醐寺を訪れます。
また、醍醐寺は信仰の寺として、長い歴史の中で多くの信仰を今に伝えております。その柱は、醍醐天皇以来の病気平癒、身体健全の薬師信仰、毎年2月23日に行われる「五大力さん任王会」を中心として、厄除け、災難除け、所願成就の五大力信仰、開山以来の准胝観音を本尊とした西国33観音霊場でもある観音信仰。この三つの信仰を中心として現在までその祈りは伝承されています。
プログラム
基調講演
「宇宙と観光、そして宗教 人類社会の宇宙進出と心の拠り所」
仲田 順英(醍醐寺 執行?統括本部長)
オピニオン
「宇宙時代の宗教活動(仮)」
磯部 洋明(京都市立芸術大学 准教授 / 京都大学 宇宙総合学研究ユニット 特任准教授)
パネルディスカッション
「宇宙と観光と宗教」
- 仲田 順英
- 磯部 洋明
- 尾久土 正己(和歌山大学 観光学部 学部長 / 教授、同 国際観光学研究センター研究員)
- 上之山 幸代(和歌山大学大学院 教育学研究科 修士課程 2年 / アトリエ幸)
モデレーター
- 秋山 演亮(和歌山大学 協働教育部門 教授、同 国際観光学研究センター研究員)
参加申し込み
※申し込み受付は終了しました。
こちらよりお申込みください。申し込み締切:1月22日(金)17時
※事前の申し込みをいただきますと、事前?事後にメールでご案内ができますので、上記よりお申し込みいただきますようお願い致します。
主催
和歌山大学国際観光学研究センター
共催
京都大学 宇宙総合学研究ユニット、醍醐寺
お問い合わせ先
TEL 073-457-7025
E-mail: * お問い合わせ ページへ移動します。
※過去のシンポジウム集録は、下記ユニットページよりご確認いただけます。