[3/7 Keynote① Abstract 更新] 3/8(火)~ 9(水)オンライン開催!CTR International Conference “International Tourism Research Salon”
公開日 2022年03月07日
この度、和歌山大学国際観光学研究センターでは、「CTR International Conference “International Tourism Research Salon”」を開催いたします。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる様々な制限は、観光学研究にも多大な影響をもたらしており、“ポストコロナ”に向け、観光学研究もそのものを見直し、新たな課題に取り組んでいく必要があります。本カンファレンスでは、観光学研究のReshape(再形成), Rethink(再考), Renew(更新), Regenerate(再生), Restart(再出発)をテーマに、CTR研究員および客員フェローが自身の研究や調査に関する発表を行い、世界各国の観光学研究者とともに議論してまいります。
また基調講演として講師5名にご登壇いただき、観光の変容、また地域における観光のこれからや未来について、それぞれご講演いただきます。
オンラインでの開催となり、参加には事前のお申し込みが必要です(参加費は無料)。
当日の入退室は自由ですので、観光学研究に関心をお持ちの研究者や学生のみなさま、また観光関連の産業界のみなさまのご参加をお待ちしております。
※本カンファレンスは、英語で行われます。
※なお基調講演に関しては、録画動画を後日、本学公式YouTubeチャンネルで公開予定です。
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CTR International Conference “International Tourism Research Salon”
テーマ
Transforming Tourism Research: Reshape, Rethink, Renew, Regenerate, Restart
(観光学研究の変革:再形成、再考、更新、再生、再出発)
日時
2021年 3月 8日(火)13:00~21:00(日本時間)
? ? ? ? ?3月 9日(水)13:00~21:00(日本時間)
場所
Zoom(オンライン)
※Zoomはアプリをダウンロードせずにブラウザ上でも視聴可能ですが、事前にZoomアプリをインストールされるとよりスムーズにご参加いただけます。なお、セキュリティ向上のため、最新バージョンへのアップデートをお願いいたします。
※最新バージョンの確認はこちら(Zoomのウェブサイトへ移動します)。
プログラム
※左:プログラム、右:発表セッションの詳細(クリックすると拡大します)
基調講演
基調講演① Historical landscapes of tourism in Wakayama(和歌山の観光の歴史的風景) |
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日時 | 3月8日(火) |
講師 |
東 悦子 移民?移住、小学校英語教育、異文化間コミュニケーションを研究のキーワードとしている。主な著書?論文に、共編著「わかやまを学ぶ 紀州地域学初歩の初歩」(2017)清文堂、「『渡航案内』にみる英語学習?異文化学習-移住者のための水先案内書」(2016)、根川幸男/井上章一編著「越境と連動の日系移民教育史」pp.71-90、「ブラジル移住者の渡航前準備―『ブラジル渡航の栞(一)』を中心に―」(2014)、「和歌山大学紀州経済史文化史研究所紀要35」pp.1-14など。 松山 典子 2008年以来、高野山にインフォメーションセンター(VIC)を開設し、諸外国からの訪問者に対し高野山の役立つ情報を提供している。通訳案内士。高野山の英語ガイド歴は30年。 |
基調講演② The "Golden Age" of Contents Tourism: Already Over or Still to Come? (コンテンツツーリズムの黄金期-もう終わったのか、まだこれからなのか) |
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日時 | 3月8日(火) |
講師 |
フィリップ?シートン フィリップ?シートン教授は、東京外国語大学大学院国際日本学研究院の教授であり、日本における戦争の記憶やツーリズムについて、特に歴史ドラマや映画を中心に研究している。観光をテーマにした共編著には、「ContentsTourism in Japan: Pilgrimages to SacredSiteofPopular Culture」(Cambria Press,2017)、「Contents Tourism and Pop Culture Fandom:Transnational Tourism Experiences」(Channel View Publications, 2020)、「War as Entertainment and Contents Tourism in Japan」(近刊)などがある。また国際ジャーナル「Japan Forum」(2015, 27(1))や「Journal of War &Culture Studies」(2019, 12(1))の特集号にゲスト編者として参加した。 |
基調講演③ Deconstructing the Rural-Urban Divide in Post-growth Japan: Emerging Paradigm Shifts(ポスト成長期の日本における地方と都市の格差の解体-パラダイムシフトの発生) |
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日時 | 3月9日(水) |
講師 |
スザンネ?クリーン スザンネ?クリーン准教授は、北海道大学大学院で現代日本学プログムを担当。主な研究テーマは成長期以降の日本における人口動態の変化と生活?労働形態の変容、地域の伝統や儀式の変化、国境を超えた移動など。近著の「Urban Migrants in Rural Japan: Between Agency and Anomie in a Post-growth Society (SUNY Press 2020)」 は、2020年のCHOICE Outstanding Academic Titleを受賞。 |
基調講演④ Island tourism in Japan: can the diversity of islands create diversity in tourism? (日本のアイランドツーリズム:島の多様性は刊行の多様性を生む出せるのか?) |
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日時 | 3月9日(水) |
講師 |
カロリン?フンク カロリン?フンク教授は広島大学人文地理学の教授であり、日本の観光を地理学的に研究した最初の国際的研究者の一人である。研究テーマは、日本における観光の発展、持続可能なアイランドツーリズム、農村開発に対する観光の貢献などで、地域的には瀬戸内海地域が中心となっている。最近の研究テーマは、日本とドイツのクルーズ観光、アイランドツーリズムにおけるレジリエンス(回復力)である。また、観光開発?地域計画に関する多くの委員会でアドバイザリー業務を行っている。 |
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参加申し込み
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主催
和歌山大学国際観光学研究センター
後援
国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所
一般財団法人関西観光本部
和歌山県
Critical Tourism Studies Asia Pacific
IGU Commission on Tourism, Leisure and Global Change
お問い合わせ先
TEL 073-457-7025
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