5月のワダイノカフェ?オンラインワダイノカフェへようこそ?
公開日 2020年05月29日
2020年5月27日(水)、オンライン会議ツール「ZOOM」でワダイノカフェ2020 vol.1を開催しました。
今回は、新型コロナウイルス感染対策のため、初のオンラインカフェです。
当基幹准教授の西川一弘さんと和歌山大学特任技術職員の西川明宏さんを迎え、これからのコミュニケーションについてお話を伺いました。
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開始時刻、パソコンやスマートフォンから参加者が次々とミーティングに入室されました。
市民の方や現在もオンライン授業を受けている学生の参加者12人と共に、まずは西川一弘先生からのお話を聞いていきます。
5月からオンラン授業を始めていますが、教える側として直面されられることになった対面式授業との違いがあるそうです。
対面の良さは、これまでのやり方が踏襲できること。オンラインの良さは空間を超えて離れた相手と繋がれること。ただし、初期の機材投資と資料準備や、授業が単調になってしまう、学生の反応を見ながらの雑談が出来ないなどが問題だそうです。
また、言語で教えられる「知」と、場所やプロセスで体験によって形成される「知」があり、後者は、一堂に会して場の”空気”を共有することが大切とのことです。
立ち止まって学びを考えるいい機会となりました。
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続いて、西川明宏さんのお話を聞いていきます。
西川さんのお仕事は、オンデマンド授業などのためのスタジオ整備と先生方のサポート。新型コロナウイルス流行以前から撮影スタジオを準備されていました。
オンラインには、同時双方向型とオンデマンド型があり、どちらも先生側にパソコンスキルが必要。オンデマンド型は全員に伝えられますし、学生が自分の好きなときに視聴でき、何度でも見直せる利点があります。全体として課題の提出率も上がっているとのことです。
学習支援システムMoodle(ムードル)では、10問程の小テストを作って掲載。採点は自動なので、先生方の負担も軽く、出席確認も兼ねられます。
また、この先オンラインツールを使っている人が親になったとき、次世代の子どもに教えることが出来るでしょう。
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お話を聞いた後は、参加者との意見交換タイムです。
参加者の学生からは、「オンライン授業で集中力が続くには動画1本20分程度がよい」「課題が多く締め切りに追われる」「先生の人となりが分からない」などの意見があり、二人の西川さんは「動画の始めに自己紹介を入れてみる」「単調にならないよう、2人組での進行(説明役と質問役)にする」など今後の改善案などを学生とともに議論しました。
また急速にオンラインツールが広がるなか、久しぶりに同級生と話した、実家と話す機会が増えた、職場の会議で利用しているなど、皆さんの現状もお伺いしました。
飛び入りでご参加くださった観光学部の大浦由美先生からは、今後の観光について、これまでインバウンドが大きくなっていたが、元々数が多いのは国内旅行であり、ゼロリスクとの折り合いを取りつつ回復を図っていくだろうとのお話を伺い、本日のワダイのカフェは終了となりました。
参加された方からは「参加しやすいので今後もワダイノカフェはオンラインでしてほしい」「コロナで疲れ気味だったがお話を聞けて良かった」などの感想をいただきました。
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次回のワダイノカフェは特別企画!
飯田市美術博物館とJAXA宇宙科学研究所、そしてワダイノカフェでお送りする「はやぶさトークイベント」です。
詳しくはこちらからどうぞ!
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