【学術情報センター】「第21回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム、第12回情報危機管理コンテスト」が和歌山県立情報交流センターBig?Uにて開催されました

公開日 2017年06月02日

5月25日(木)から27日(土)にかけて「第21回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム、第12回情報危機管理コンテスト」が和歌山県立情報交流センターBig?Uにて開催されました。

同シンポジウムとコンテストは、和歌山大学が、和歌山県?和歌山県警察?近畿大学生物理工学部?情報セキュリティ研究所?白浜町?ISACA(情報システムコントロール協会)と共同で主催し、毎年開催しています。

今年で21回目となったシンポジウムでは、「先見の明、IoT&AI犯罪の被害者をどう救うのか?」をテーマで専門家による講演が行われるなど、あらゆるものがインターネットにつながるというIoTへのサイバー攻撃に対する対策や被害者の救済策などについて議論されました。

また、情報危機管理コンテストは、情報セキュリティー技術者の育成を目的として、毎年シンポジウムの会場で並行して開催しています。本コンテストでは、参加チームは顧客企業のサーバー管理者役となって、運営側が仕掛ける様々な攻撃に迅速かつ的確に対処します。各チームは原因を究明して素早く復旧させる技術力のほか、顧客からの電話対応を含めた現場対応の適切さも試されます。

毎年、全国の大学?高等専門学校から数多くのチームにこ?参加いたた?いています。今回も予選を通過した強豪が本選に参加し、優秀な成績を修めたチームには、その審査基準にしたか?って文部科学大臣賞と経済産業大臣賞か?授与されました。

本コンテストは、和歌山大学の川橋(泉)裕 講師、吉廣卓哉 准教授藤本章宏 助教と「劇団」と呼は?れる川橋研究室の学生らか?中心となって運営されています。「劇団」の主要メンバーは、参加チームごとに1名ずつ振り分けられ、顧客企業の担当者を演じます。他にも、「劇団」の上回生は下回生をバックアップして状況を把握し、全体の進行を補助します。参加チームごとに不公平があってはコンテストとして成立しないため、様々な状況に対応したシナリオを作成した上で、練習を重ねて本番に臨みました。その対応の様子は学生とは思えないほどしっかりしていました。彼らの活躍こそ、このコンテストを支える要になっています。

文部科学省 研究振興局 原 克彦 参事官(情報担当)とコンテスト関係者との懇談が行われ、川橋(泉)講師、石井実行委員長より、シンポジウムとコンテストの概要についての説明が行われました。

また、川橋研究室学生や決勝戦出場者との懇談も行われました。

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決勝戦会場

(参加チーム:決勝戦会場)

(運営チーム:コントロールルーム)

第12回情報危機管理コンテスト表彰式

(表彰式終了後の記念撮影、前方中央:世耕弘成経済産業大臣)

文科省原参事官との懇談

(文部科学省研究振興局 原 克彦 参事官(情報担当)、川橋(泉)教員、石井実行委員長と懇談)

文科省原参事官との懇談

(文部科学省研究振興局克彦 参事官(情報担当)と川橋研究室学生との懇談)