公開日 2015年03月30日
- 受賞者：情報通信システム学科 ネットワークサービス研究室 岡本 典樹さん
- 大会名：情報処理学会 第77回全国大会
- 表彰名：大会学生奨励賞
3月17日～19日に京都大学 吉田キャンパスにて開催されました情報処理学会第77回全国大会で発表した「災害時可視光通信における光源特定のための自動認識手法の提案」の講演に対して、大会学生奨励賞が授与されました。
災害時、被災者の安否確認を含め被災地域での救助活動は困難を極めているというのが現状です。とくに、夜間はどこに被災者がいるのか確認するのは非常に困難です。本研究では、発光色の変化を利用した可視光による通信に着目しました。先行研究ではカメラ画像内での光源位置を手動指定していましたが、迅速かつ正確な通信確立には不向きな方式でした。そこで、カメラ画像内で多色発光している光源位置の自動推定手法を提案しました。これにより、上空を飛行する救助ヘリに搭載したカメラで撮影した映像内から容易に光源位置を推定ができるようになります。
