松村優希さん:Optics & Photonics Japan 2024において優秀講演賞を受賞

公開日 2025年01月27日

和歌山大学大学院システム工学研究科の松村優希さん(博士前期課程2年、物理工学クラスタ)が、Optics & Photonics Japan 2024において優秀講演賞を受賞しました。

受賞者/著者 松村優希

インコヒーレントフーリエタイコグラフィにおける波長情報の偏光符号化を用いたカラーイメージング


カメラで撮影すると記録された画像の空間分解能(どこまで細かなところまで記録できるか)の限界はレンズの大きさで決まる。インコヒーレントフーリエタイコグラフィは、その限界を越える技術である。しかしながら,この技術はこれまで単一波長(単色)に限られていた。本研究では波長の情報と偏光の情報をうまく組み合わせて複数の波長情報を同時に取得する方法を提案し、カラーのインコヒーレントフーリエタイコグラフィを実現した。

>>日本光学会によると、Optics & Photonics Japan 優秀講演賞の受賞資格は「本賞を受賞したことがなく、講演募集時に自薦により応募し、登録された登壇者であり、かつ実際に登壇し、講演会開催年度の4月1日において満30歳以下の者、発表セッションは問わない」とされている。本年度は対象者が116名で,受賞は12名であった(倍率は9.7倍)。

なお、この功績を称え、松村優希さんはシステム工学研究科長表彰の対象者に決定しました。

表彰状OPJ2024