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ヘシニャ

RT-Moversの最新情報をお届けします!

RT-Moverの活動状況や近況など日々の活動等を随時ご報告させていただきます。
クリックして詳細を御覧いただけます

皆様,プロジェクトへのご支援,誠にありがとうございます.
5月2日,3日に開催予定でありましたサイバスロン2020大会が,新型コロナウィルスの影響により,9月に延期となることが昨日3月10日付で発表されました.

現在は,下記の日程での開催が予定されております.
・シンポジウム:9月17日
・登録,テクニカルチェック(技術確認),メディカルチェック(医療確認):9月17日,18日
・サイバスロン大会:9月19日,20日
私どものプロジェクトとしては,大会延期に対応し,9月に出場する方向で準備を行います.
皆様のご期待に応えられるよう,研究開発スケジュール等を見直し対応するつもりですので,引き続きの応援をどうぞよろしくお願い申し上げます.

また,今回の大会延期にともない,6月配送予定としておりましたリターン,および6月開催予定としておりました報告会につきましては,
大会終了後の10月あるいは11月に対応させていただくことになります.
誠に申し訳ございませんが事情ご高配いただきたく,よろしくお願いいたします.

<関連情報ホームページ>
「CYBATHLON HP」
https://cybathlon.ethz.ch/en/

「CYBATHLON YouTube ch」
https://www.youtube.com/channel/UCqGx-eUykZLDKjjrwRhfilQ

1月14日よりスタートいたしました和歌山大学サイバスロンプロジェクトチーム「RT-Movers」のクラウドファンディングの挑戦が、2月28日 をもちまして無事に終了いたしました。
86名もの多くの皆様からの多大なご支援により、目標額を大きく超える額(目標額の170%)にて、達成することができました。関係者一同、ここに厚く、厚く御礼申し上げます。
和歌山大学初のクラウドファンディングということもあり、開始前は正直なところ、成立するのかどうか不安に感じることもございました。
しかしながら、開始直後に多くの方々にご支援いただくとともに、日々頂戴する温かいメッセージを拝見し、大変勇気を頂戴いたしました。
加えて、今回のプロジェクトの目的であるCybathlon 2020での目標達成への取り組みに加え、四車輪型支援移動機器「RT-Moverシリーズ」の理念にもご共感いただけたこと、大変感謝しております。



















皆様のご支援を活用させていただき、しっかりと成果を残せるように、着実に、そして継続的に、関係者一同一丸となって、準備をすすめてまいりたいと考えております。
今後も、プロジェクトのホームページ等を通しまして、我々の活動の一端をご報告させていただきます。
また、各種リターンにつきまして,時期になりましたら該当する皆様にお知らせいたします。楽しみにお待ちいただけましたらと存じます。
まずは、これまでの皆様からのご支援に感謝申し上げます。




















今後とも引き続きの応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

<関連情報ホームページ>

クラウドファンディングページ
READYFOR株式会社「目指せ世界の頂上!障害者アスリートの祭典 サイバスロン」

皆様、ご支援いただき、ありがとうございます。
今回は、2月6日に行いましたメディアの方々を対象とした公開練習について、ご報告します。
多くの方々にお越しいただき、注目度、期待の大きさを改めて実感することができ、大変光栄に思いました。
本番の大会に向けて、ますますモチベーション高く、準備を進めることができます。
当日は、はじめに、プロジェクトリーダの中嶋教授が、
  Cybathlonの概要説明
  RT-Moversの特徴、これまでの軌跡
  本番に向けてのスケジュール
などについて、説明をしました。















その後、実際にRT-Mover PType WA MK-IIを用いて、各タスクの実演を行いました。
機体のスピード感、ダイナミックさだけでなく、各タスクに対する完成度についてお伝えできたと思います!















最後は,メディアの皆さんからの質問タイムでした。中嶋教授だけでなく、各チームメンバも取材を受けました。
とても緊張しましたが、いろいろな議論、意見交換を行うことができました。大変貴重で、実りのあるいい機会となりました。















早速、地元マスコミの皆さまにも、さまざまご紹介いただいております。ありがとうございます!
今後とも引き続きの応援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

<関連情報ホームページ>
「ニュース和歌山; 電動車いすで目指す世界一」
https://www.nwn.jp/news/200201_rt/

皆様からのご支援、感謝申し上げます。
1月31日にNHK和歌山で放送された「ギュギュっと和歌山」の生中継コーナーに出演しました.
当日は、CybathlonとRT-Moversの取り組みを紹介し、ラフテラインと階段の2つのタスクを披露しました。
失敗が許されない生中継は、ある意味で本番と同じ。準備をしっかりと行い臨みました。(下の写真はリハーサル時の一幕です!)

















そして生中継開始!18時半の放送開始のラフテラインタスク、18時40分からの生中継コーナーでの階段タスク、いずれもパイロットの守田さんと機体が融合した動きとなりました。
実際に機体が動く様子が放映され、Cybathlonと私たちチームの取り組みを知っていただくよい機会となりました.
今後もチームメンバー一丸となって、目標達成に向けて取り組んでまいります。



引き続きのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

皆様、いつもご支援いただき、ありがとうございます!
明日1月31日(金) 18:30から放送予定のNHK和歌山放送局「ギュギュっと和歌山」で、
私たちRT-Moversをご紹介いただくことになりました。
「駿吾がおじゃまします」というコーナー内で、「四輪車いすで世界を!」というタイトルでの生中継があります。パイロットの守田さん,チームメンバーが出演させていただきます。
もちろん、練習の様子や機体の「実際の動き」もご覧いただけるよう、準備をすすめています。
本プロジェクトに興味を持っていただいている皆様はもちろん、「Cybathlonって、どんな感じだろう?」と思っている皆様にとりましても、私たちのプロジェクトをご理解いただくことのできるとても良い機会と思っています。
時間は、18時半〜59分の生中継コーナー内の6分程度です。今からとても緊張していますが、よりよい中継となるよう、チーム一丸となって全力で挑戦します!

ぜひご覧ください!

<関連情報ホームページ>
「NHK和歌山放送局 ギュギュっと和歌山」
https://www4.nhk.or.jp/P5671/

「ギュギュっと和歌山 ▽駿吾がおじゃまします〜四輪車いすで世界を!」
https://www4.nhk.or.jp/P5671/x/2020-01-31/21/37184/8200204/

競技コースは,幅約3mの直線コースの中に,様々なタスクが配置されています.これらタスクをクリアすることで,点数が加算されていきます.
順位は,タスククリアにより獲得した点数の多い順となります.また,点数が同じ場合は,スタートからゴールするまでのタイムにより,順位づけされます.
このため、タスクをミスなくクリアする精密さと,いかに早くゴールするかという機体の性能,そしてパイロットが機体をいかに自分のものとして操作できるかというユーザビリティーが求められます.
電動車いすレースのタスクは,全部で以下の6種類です.
(1) テーブル
テーブルに問題なく着席できるかを競います
(2) スラローム
障害物の間を期待がいかにスムーズにすり抜けることができるかを競います.
(3) ラフテライン
デコボコ道を,いかに安定し,素早く通過できるかを競います.
(4) ステアーズ
6段の階段をスムーズに上り下りできるかを競います.
(5) ティルテッド パス
片流れの路面(傾斜)を安定して通過できるかを競います.
(6) ランプ & ドア
スロープを登り,ドアをロボットハンドで開け閉めするとともに,機体がドアを通り抜けることができるかを競います.




今回は,最初のタスクとなる「テーブル (Table)」についてご紹介します.
【テーブル】
テーブルでは,次のように,テーブルや障害物が配置されています.

このステージでは,パイロットはうまく機体を操作し,車いすに座った状態でテーブルに着席することが,タスククリアの条件となります.
この際,ひざと太ももの半分までを,テーブルの下へ入れなければなりません..
また,パイロットや機体が,テーブルや他のものにふれてしまって,少しでもテーブルを動かしてしまうと,失敗となります.

順位を決める際には、クリアタイムも重要です.このため,パイロットはいかに早く,いかにスムーズに着席するか,慎重かつ大胆に機体を操作します.このタスクでは、機体のスムーズな動きとともに,機体と障害物が接近しすぎて,テーブルなどを動かして芦敗とならないかという微妙な位置関係にドキドキしながら,観戦いただけることと思います.

また、でこぼこ道などの不整地での移動を考えると,大型重機のように大きなタイヤを持つ大きな機体の方が移動しやすくなります.
一方で,このテーブルのように,日常生活では,機体の小ささや小回り性が求められる場面もあります.未来の車いすでは達成すべき非常に重要な技術といえます.



私たちのRT-Mover P-Type WA Mk-IIは,機体の小ささは維持しつつ,全タスクをクリアできるように研究開発を行いました.現在は,クリアタイムを1秒でも早くできるように,練習を重ねています.

タスクのミスのないクリアを達成することはもちろん,クリアタイムを1秒でも早くできるようにするため,模擬コースによる練習を積み重ねています.
模擬コースの設定は,毎回,廊下や部屋で組み立てて,練習が終わると片付ける必要もありますが,皆様からのご声援をいただき、チームメンバー全員がモチベーション高いので,
充実した日々を送っています.ただ,木製であるので,たまにとげが刺さってりしまうことがあったり…,と些細なハプニングも一つの楽しみです.

この際,タスクをクリアするために生じている課題,問題を,チームメンバー全員で共有,認識し,ざっくばらんに議論することにより,一人では得ることができない視野や理解レベルに到達できることがあり,日々楽しみを感じています.特に,パイロットとの議論は,新たな視点を与えてくれるので,非常に勉強になっています.そして,「より人の役に立つものを作ろう」というモチベーションへとつながっています.



今週は,「ランプ & ドア」というタスクを,重点的に練習しました. 写真は,機体に搭載しているロボットアームにより,ドアを開ける練習をしている様子です.機体のダイナミックな動きに加え,このようなロボットアームによるデモンストレーションは,ダイナミックで迫力のある光景がご覧いただけることと思います.
大会観戦時に皆様に楽しんでいただけることでしょう.

日々の機体メンテナンス

私たちの電動車いすは、研究開発中のものですので、日々の改良、丁寧なメンテナンスが必要です。一つ一つのパーツをしっかりと確認し、問題がないように整備します。例えば、シートや天板、車輪のねじ1本の閉まり具合についても、1つ1つチェックしています。このように、チームメンバー同士が協力し合い、日々のメンテナンスを通して、私たちの機体を最高の状態に仕上げる努力をしています。


機体コントロールソフトウェアの改良

機体自体の研究開発、改良とともに、機体をコントロールするためのソフトウェアの改良も重要な項目です。ソフトウェアにバグが生じて、機体の故障等問題を発生させないため、ソースプログラムの改良→シミュレーションによる確認→チームメンバー間での複数回の確認→機体を用いた動作確認というような流れで作業を進めています。複数回、人でのチェックを入れることによって、間違いのない改良を行うようにしています。問題なく、ソフトウェアの改良が終わると、大きな達成感を得ることができるので、モチベーションも上がります。
このようなバグのないソフトウェアを維持していくことは、時間もかかりますし、大変難しいことでもあります。メンバー一人一人が責任感を持って、最高の成果を得ることができるように日々取り組んでいます。

 今回は、パイロットの守田さんの練習日ではない日の活動をご紹介しました。非常に時間がかかる作業もあります。しかしながら、その分、機体への愛情も十分。また、日常生活では得ることができない経験をすることもできます。


サイバスロンでは,技術者と,技術を操縦する「パイロット」と呼ばれる障害のある方々が,研究開発の段階から協力しながら,レースに挑みます.
サイバスロンで設定されている障害物(タスク)はどれも,電動車いすを使用されている方にとって,日常生活の中で難しいとされるものです. 私たちRT-Moversも他のサイバスロンに出場するチームも,この大会を通して,人の役に立つ技術の研究・開発に取り組んでいます. さて,1月14日と1月15日にも,練習を行いました.

写真は,レースのタスクの一つであるステアーズの練習の一幕です.このタスクでは,6段の階段を,電動車いすを使って昇り降りしなければなりません. 私たちの機体は,脚車輪型です.キャタピラ型とは異なりますので,このタスクをクリアするには工夫が必要でしたが,問題なくクリアすることができるようになりました.
現在は,より確実に,よりスムーズに,クリアタイム短縮に向けて,練習を積み重ねています. 私たちの電動車いすは,市販されている商品ではありません.創意工夫を重ねて実現した世界に一つのだけの機体です.想像されるように,階段を降りる際の衝撃は,機体にとっても影響が大きいです. これまでに,例えば,モータがすぐに壊れてしまうなどの問題が数多くありました. このような意欲的な課題に対して,安全・安心を確実に,機体の性能を向上させながら,いかにクリアするか.日々チームメンバーひとりひとりが切磋琢磨し,挑戦しています

また,このプロジェクトを通して経験できることこそ,実際にヒトとモノが関わる研究開発の難しさであると同時に,奥深さ,面白さであると思っています.

1月14日にRT-Moversはサイバスロンでの優勝を目標に掲げ,クラウドファンディングの挑戦を開始しました.
既に,ご寄付いただいた皆様,誠にありがとうございます. 目標達成に向け,ご支援いただきますよう,よろしくお願いいたします.
↓↓詳しくは以下のURLから内容がご覧いただけます↓↓

クラウドファンディングページ
READYFOR株式会社「目指せ世界の頂上!障害者アスリートの祭典 サイバスロン」


*本サイトは cybathlon web site から一部の画像,動画を転載しています
Source of some pictures: cybathlon web site