プロジェクトタイトル
観光地ブランド?コンセプトの形成?実装に関する研究
研究ユニット
代表者
メンバー
Daniyel Serzhanuly, 小川 雅則, 立溝 純也, 永井 隼人, 南條 青志, 八島 雄士
プロジェクト期間
2026年5月7日 ~ 2027年3月31日
プロジェクト概要
本研究は、観光地ブランド?コンセプト策定の形成?実装を支える条件を明らかにすることを目的とする。近年、日本の観光をめぐっては、オーバーツーリズムの顕在化、訪日旅行者ニーズの多様化、持続可能性や高付加価値化への要請が強まっている。他方で、地域の取り組みが旅行者の訪問地選択や観光地の成果にどのように関わるのか、また、地域の特性や独自性を規定する観光地ブランド?コンセプトがいかなるガバナンスのもとで形成?実装されるのかについては、十分に明らかにされていない。そこで本研究では、熊本県阿蘇、京都府北部、長崎県五島地区の先進エリアを対象に、各種計画、事業資料、広報資料等の収集?分析、現地調査、関係者への半構造化インタビューを通じて、観光地ブランド?コンセプトの内容、形成過程、実装を支える運営システムおよびガバナンスのあり方を把握する。あわせて、紀南地区を対象に、ワークショップや聞き取り調査を実施し、地域の独自性に関する認識、関係主体間の共有?調整、ブランド?コンセプトを観光地経営に反映する上での課題を整理する。これらの比較分析を通じて、観光地ブランド?コンセプトを打ち出している地域に共通する特徴、形成を支える要素、実装段階で求められる条件を明らかにし、今後の和歌山県内における実装可能性を検討するための基礎的知見を提示する。

