学部授業「政策科学(公共)」は、地域公共政策?公益事業プログラムを志望する1回生が必ず履修する基礎科目です。本授業では、国や自治体が担う公共政策が、どのような過程を経て企画?決定され、実施?評価されていくのかを理論と実例を通して学びます。
本授業の大きな特徴は、学んだ知識を「実際の政策提案」に結びつける点にあります。受講生はグループに分かれ、現実の地域課題をテーマに事業を立案し、その成果を自治体職員に直接プレゼンテーションします。専門家の視点から講評を受けることで、自らの学びの到達点や課題を実感できる、PBL(課題解決型学習)を重視した授業です。
2026年1月30日には、「認知症の人と家族のための事業立案」をテーマに、和歌山県御坊市、橋本市、大阪府泉南市の担当課職員をお招きし、学生によるチームプレゼンテーションが行われました。約200名?48チームの学生が、自治体の施策担当者を前に、自分たちの提案を発表しました。
実務の最前線に立つ自治体職員からの評価や助言は、学生にとって緊張感のある、そして他では得がたい学びの機会となりました。和歌山大学経済学部では、地域社会と連携し、理論と実践を結びつける教育を通じて、社会に向き合う力を育んでいます。








