日本学生支援機構より、「緊急特別無利子貸与型奨学金」事業を実施する旨通知がありましたのでお知らせします。
本事業は、既に実施されている制度に加え、経済的に困難な学生等が安心して学業を継続できるよう、さらなる支援策として緊急的に一定期間(令和3年3月まで)、特別の貸与を行う事業です。
【奨学金概要】
〇奨学金名称:「緊急特別無利子貸与型奨学金」
〇第二種奨学金(有利子)制度を活用しつつ利子分を国が補填し、実質無利子(0.0%)にて貸与します。
〇奨学生の選考は、以下「【対象者の要件】」の項目に基づき、行います。
既に第一種奨学金の貸与を受けている奨学生についても、今回実施する「緊急特別無利子貸与型奨学金」については、併用貸与の基準(人物?学力?家計)ではなく、第二種奨学金(有利子)の基準(人物?学力?家計)による選考を行います。
〇大学から日本学生支援機構への推薦枠が定められているため、応募すれば必ずしも奨学金の貸与を受けられるとは限りません。
〇貸与始期:令和2年4月~9月より選択
〇貸与終期:令和3年3月までの貸与(令和2年度限りの貸与となります。)
※修学支援新制度の給付奨学金を受給している場合、第一種奨学金は併給調整の対象(減額等)となりましたが、本奨学金は併給調整されません。
【対象】
〇学部、修士?博士前期課程、専門職大学院、博士後期課程に在学する正規生(全学年)※留学生を除く
【対象者の要件】
①第二種奨学金の基準(人物?学力?家計)を満たしていること
②推薦時において、第二種奨学金の貸与を受けていないこと
※現在、第二種奨学金を申し込み中で、採用結果が判明していない等の場合は別途ご連絡ください。
③家庭から多額の仕送りを受けていないこと(仕送り額が年間150万円以上でないこと)
④生活費?学費に占めるアルバイト収入の割合が高いこと(アルバイト収入の半分以上を生活費?学費にあてている等)
⑤学生等本人のアルバイト収入について、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により大幅に減少(前月比50%以上減少)したこと
※③~⑤の数値は、あくまで目安です。該当しない場合でも、修学が困難である場合は、別途ご相談ください。
【必要書類】
〇父?母の所得課税証明書(2019年度(2018年1月~12月分)のもの)
※2020年度(2019年1月~12月分)のものではありません。
※父?母が2018年1月2日以降に就職?転職?退職?開業?廃業し、収入に変化が生じている場合は、変化後の給与明細(3か月分)等をメールに添付して下さい。
〇アルバイト収入減(50%以上目安)を証明する書類(給与明細、振込口座の預金通帳の写し)
※いずれも画像データをメール添付にて提出して下さい。
※申込手続の中で、別途必要書類の提出を求めることがあります。
【申請期限】(メール送付期限)
〇令和2年7月3日(金)11:00まで
【申請方法】
〇以下のとおり、メールにて申請を行ってください。※返信には数日かかる場合があります。
[メール送付先]syougaku@ml.wakayama-u.ac.jp
[メール件名]「緊急特別無利子貸与希望(学生番号、氏名)」
[添付ファイル]上記【必要書類】の画像データ(10MB以内、複数のメールでの送信可)
[本文:必要事項]
1:学生番号、氏名(よみ)、所属学部?研究科、学年
2:年間の仕送り金額を具体的に記載
(例:家庭からの仕送り額は年間〇〇万円)
3:アルバイト収入の生活費?学費に占める割合を具体的に記載
(例:普段よりアルバイト収入5万円を全て生活費?学費にあてていた)
4:(上記【必要書類】を提出(添付)できない場合)アルバイト収入減の状況を具体的に記載
(例:新型コロナウイルスの影響により、アルバイト収入が減少し、今年4月の収入が5万円のところ、今年5月の収入が2万円になった。)
5:資料送付先住所?郵便番号
※大学からお送りする資料を基に、スカラネットという奨学金申込システムを用いて、システム上での申込作業が必要となります。この申込作業については個別にご連絡します。
【参考】〇「緊急特別無利子貸与型奨学金」について(JASSO HP)
〇新型コロナウイルス感染症の影響で学費等支援が必要になったみなさんへ(文科省HP)
〔連絡先〕学生支援課 073-457-7128